この記事は2026年1月のアーカイブです。
今回の記事では、
私が描いている「グラフィックレコーディング(グラレコ)」についてご紹介します。
グラフィックレコーディング(グラレコ)とは?
会議や講座、対話の場などで生まれた
言葉・流れ・関係性を、絵と言葉で記録する技術です。
グラレコがあることで、その場での理解や共有がしやすくなり、
また、あとから振り返ったり、
その場にいなかった人と内容を共有する際にも役立ちます。
なぜグラレコを書いているのか
もともとは、育児の日々を
絵日記のように、イラストと言葉で記録していました。
あるとき夫に
「これ、形を整えたらグラレコになるんじゃない?」
と言われたことがきっかけで、
はじめて「グラフィックレコーディング」という言葉を知りました。
そこから勉強し、練習を重ね、
少しずつ仕事として描くようになりましたが、
やっていることの根っこは、今も変わっていません。
人の話を聞くのが好き。
聞いたこと、体験したことを、
絵と言葉で残すのが好き。
その場で生まれた感情や空気を、
あとからもう一度思い出せる形にしたい。
私にとってのグラレコは、
「会議の記録」というより、
出来事を絵本のように残す記録なのだと思っています。
「物語のグラレコ」という考え方
こちらは、私が描く
「物語のグラレコ」についてまとめたセルフグラレコです。

私のグラレコは、
一般的なグラレコとは少し違った特徴を持っています。
一般的なグラレコでは、
• 数字や結論、ロジックの整理
• 大人数・遠くからでも一瞬で把握できる視認性
が重視されることが多いですが、
絵本作家であるりさこっこのグラレコでは、
• その場の言葉・感情・空気を残す「絵本的な記録」
• 結論を急がず、何度も見返したくなる余韻
• 議題を「物語」として受け取り、流れや関係性を大切にする
ことに重きを置いています。
表現・画材について
一般的なグラレコでは、
大きな模造紙に、太線・原色で描かれることが多いですが、
私の「物語のグラレコ」では、
• A4〜A3の手に取りやすいサイズ
• 筆の呼吸を感じる線
• やさしいニュアンスカラー
を用います。
「読みやすさ」よりも、
感情や空気を共有できる居心地の良さ
絵本のように読み返したくなる余韻
を大切にする場面もあります。
実例:民間図書館「さんとしょ」のグラレコ
月に一度ほどイベントに参加させていただいている
民間図書館「さんとしょ」さんについて、
この場所がどのような場なのかを
グラレコにまとめました。


実際のグラレコの一例としてご覧ください。
りさこっこの得意なこと
私のグラレコが特に力を発揮しやすい場は、次のようなところです。
• 少人数の対話・ワークショップ・座談会
• A4〜A3サイズを複数枚つなげる構成
• 近くでじっくり読む・味わう鑑賞スタイル
• 感情や人の関係性の可視化
• やさしく、絵本のようなタッチ
• 言葉を削ぎ落としすぎず、余白を残すまとめ方
相性の良い分野
• 福祉
• 教育
• 子育て・家族・地域活動
• 心理・対話・ケアの現場
• 「正解」より「納得」や「共有」を大切にする場
あえて△としていること
• 大人数向けの大型模造紙一枚構成
• 遠くからの視認性最優先
• 数字・結論・ロジック中心の会議
• 原色・太線による強い情報整理
現在の活動スタイルについて
りさこっこは、現在小さな娘を育てながら活動しています。
そのため、今は外部からのご依頼よりも、
自主制作のグラフィックレコーディングを中心に描いています。
日々の対話や、地域での小さな集まり、
自分自身が大切にしたいテーマを題材にしながら、
「物語として記録するグラレコ」を、少しずつ育てているところです。
ご依頼については、
日程や時間帯によっては難しい場合もありますが、
内容や条件によって、無理のない範囲で調整しながら
お受けできればと考えています。
今の生活やペースを大切にしながら、
一つひとつの場と丁寧に向き合っていけたら嬉しいです。
さいごに
私のグラレコは、
その場で生まれた気持ちや関係性を、
あとからもう一度呼吸できる形にするためのものです。
現在は育児中のため、
自主制作を中心に描いていますが、
グラレコを通して出会える人や場が、
これからの創作に新しい種を運んでくれると感じています。
少し「ふつう」とは違うかもしれませんが、
この描き方やペースに共感してくださる方と、
ご一緒できる機会があればとても嬉しいです。
ご相談はお気軽に
グラレコのご依頼・ご相談は、
InstagramのDM、または公式LINEからどうぞ。