この記事は2026年4月のアーカイブです。


新年度が始まりましたね。

娘は初めてのクラス替えを経験し、緊張しながらもニコニコと保育園に通っています。

 

4歳になる娘は12月生まれ。子どもができてからは 年末の慌ただしさと楽しさが一気に押し寄せるようになりました。

 

誕生日、クリスマス、お年玉。

イベントが重なる時期に悩むのが、「プレゼントどうする?」問題です。

 

我が家ではいつの間にかルールができました。

「誕生日はお母さんの手作り」「クリスマスはサンタさんがおもちゃ」

 


 

1歳:シンプルなワンピース

 

娘が1歳のとき、初めての手作りはワンピースでした。

久しぶりの裁縫、後追い真っ盛りの娘…時間がかかりすぎて本当に大変。

 

 

それでも完成できたのは、近所の「さち助産院」さんで開催されている

お母さんたちの手づくりサークル「はは部」さんのおかげです。

 

「さち助産院」「はは部」さんのことは、絵本

『まこがもさんの しあわせ じょさんいん』

にも描きました。気になる方はHPの「えほん」の項目よりご覧ください。



2歳:カメラ型ショルダーバッグ

 

 

「自分だけのカメラがほしい!」という娘の気持ちに、

フェイクレザーとフェルトで手縫いのバッグをプレゼント。

中にお菓子や小さなおもちゃを入れて、今もお気に入りです。



3歳:プリンセス風ドレス

 

このあたりから、裁縫熱が爆発。

「もっとこだわりたい!」欲が強くなり、プリンセスっぽいワンピースを制作。

 

 

テーマパークの新エリアにも、このドレスを着て行ってきました。

 

その勢いで雪の女王風ワンピースも制作。

娘はワンピを着て歌いながら踊っています♪

 

 


4歳:眠れる森の美女風のドレス(NEW!)

 

4歳のリクエストは「眠れる森の美女」。

 

 

でも…

眠れる森の美女のドレスって、意外と難しい。

肩のデザインとか、中世ヨーロッパの雰囲気とか…

シンプルで洗練されているぶん、省略しすぎると“ただのピンクのワンピ”になってしまう…!

 

悩んだ末に、私なりに考えたポイントは3つ。

 

 

工夫①:胸元のデザイン

 

スタイリッシュさを表現。

 

 

工夫②:ティアラのワッペン

 

プリンセス感を一気にアップ。

 

 

 

工夫③:ブルー×ピンクのグラデーションチュール

 

これが最大のこだわり!

 

「眠れる森の美女」のラストシーン、

妖精の魔法でドレスの色が青→ピンク→青と変わり続ける

あの憧れを、“素材”で表現しました。

 


手づくりだからできること

 

市販で売られているドレスも素敵ですが、

 

手づくりなら、

• プリンセス感たっぷり

• 着やすい・動きやすい・丈夫

• サイズ調整ができて長く着られる

全部叶えられます。

 

 


「買って」じゃなくて「作って」

 

最近、とても嬉しかった出来事がありました。

 

 

ショッピングモールの100均でプリンセスの巾着を見つけた娘。

私はてっきり「これ買って!」と言われると思っていました。

でも娘の口から出た言葉は、

 

「お母さん、これと同じの作って」

 

「すぐには無理だけど待てる?」と聞くと、

「うん、待てる」と頷いてくれたのです。

 

娘の詳しい本心はわかりません。

お母さんの手作りがいいと思ってくれたのか、「買って」は断られるから「作って」って言おうという彼女なりの戦略なのか。

でも目の前の欲求を乗り越え、

「待つ」「作る」という選択をした4歳。

私はちょっと感動しました。

 

 

 


「丁寧なものとの関係」を育てたい

 

もともとお裁縫を始めたのは、

「安いものを際限なく買う」

「飽きたら捨てる」

「壊れたら捨てる」

そういう大量生産・大量消費の姿勢を乗り越えて、

 

「手作りの喜びと手間を慈しむ」

「ものを作る大変さを理解する」

「物に愛着を持ち、長く使う」

そういう丁寧な姿勢をともに学びたいと思ったことがきっかけでした。

娘はまだ小さいけれど、少しずつその想いを受け取り始めているのかもしれません。

 

 

均一ショップ、プチプラ、ファストファッションが溢れる現代では、手作りする方がお金がかかることも多いです。

お金も余計にかかる上に、作る手間までかかっちゃうのが、現代の手作りお洋服です。

 

でも私は娘には、コスパ・タイパを越えた、その先の世界へ行ってほしい。

 

「眠れる森の美女のドレスって途中で色が変わるよね」

「このブルーとピンクのチュール付けるのはどう?」

「ワッペンもつけたら、もっとプリンセスになれるね」

 

そう言って一緒に素材を選んだ時間、

娘の喜ぶ顔を思い浮かべながら作った時間、

「お誕生日に間に合う?」と楽しみに待ってくれた時間。

そんな時間に価値を見出せるようになってほしいと願っています。

 

それは数字では測れない、心の豊かさを養う時間。

「物が溢れているのに、心はなぜか満たされない」という現代人を救う時間。

これからの時代、もっとも必要な財産ではないかと思うからです。

 

 

 

※今回ご紹介しているプリンセス風ドレスは、あくまで個人の趣味として制作したものです。商用での受注制作や、型紙・作り方の販売/配布は行っておりませんのでご了承ください。

 

※ 作品画像はすべて自作で、映画やキャラクターの公式デザインを正確に再現したものではなく、個人のアレンジ・インスピレーション作品です。キャラクターや映画作品の著作権は各権利元に帰属します。