月に一度、「イラストレーターがいる日」というちいさな会を開催しています。
「イラストレーターがいる日」とは?
りさこっこが小さな娘といっしょに、いろんな画材を持ってきて、
参加者の方と一緒に過ごす日です。
長いので、「イラストの日」と呼んでいます。
同じ空間でそれぞれが作業したり、おしゃべりしたり、
静かに過ごしたりできる、ゆるやかなアートの時間です。
この時間にできること
・今描いている絵を見てもらう
・絵や画材のちょっとした相談
・イラストを仕事にする/しないも含めた、ゆるいお話
・これまでの体験談を少し聞いてみる
・「描くことと暮らし」の話
・試し描き
・そのほかいろいろ
思いつきでクロッキーの練習をしたり、消しゴムハンコもやったこともあります。
どんな画材があるの?

・色えんぴつ
・クレパス
・コピック
・水彩絵の具(小学校で使われるもの)
・透明水彩
・iPad などなど
参加するのにお金はいる?
お金はいりません。
「絵が好きな気持ち」、または「だれかと心地よく過ごしたい気持ち」があればどなたでも。
お子様連れでも大丈夫。予約も不要です。
行きたいと思ったときにお気軽に。
ごちゃまぜで余白のある場所

もちろん絵が好きで、絵をたくさん描きにくる参加者の方もおられますが、
「今日は何もしなかったね」と笑い合う日もあれば、
描かないで本を読んでいる人も、編み物や刺しゅうをしている人もいます。
私の娘は、そこらじゅうにおもちゃを出して遊んでいます。
(少し騒がしい日もあります。すみません)

教える人・教えられる人が存在しない場所
私はこの「イラストの日」を始めた者ですが、私は”先生”ではありません。
時には私が新しいことを教えていただくこともあります。
私もこの日の一人の参加者であると思っています。
もちろん、絵についてご相談を頂いたら、
私の感想や経験をお話しすることはありますが、
「こんなふうに描きましょう」
「こうすればうまくいきますよ」
という”正解”を提示する言い方は、
できるだけしないよう心がけています。
なぜなら本来、人が楽しんで描く絵
(仕事としてのイラストではなく、もっと本質的な、感性の表現としての絵)に、
上手も下手も、正解も不正解もないと私は思うからです。
「イラストの日」は、絵画教室やワークショップとは少し違います。
「上達すること」が目的ではなく、
お互いの表現を同じ空間で目にして、受けとめあうこと、
一種の対話がこの日の肝です。
そしてその「表現」には、「描かないこと」、
「ただその場にいること」も含まれています。
結局、「イラストの日」ってなんなの?
なんでしょうか(笑)
私もずっと模索中です。
きっとそれにも正解はないし、人によって見え方はちがうのだと思います。
が、しいて言えば、
「一人の”人”として、ともに生きる時間」
かもしれません。
職業や肩書き、役割というフィルターを通さず、
相手をただ一人の”人”として見る時間。
正解がない中で、それでも一緒に過ごす時間。
この「イラストの日」では、最後に必ず、
「その絵とてもすてきです」
「私もそんなふうに描いてみたい」
「それ、どうやって描いたんですか?」
と、大人も子どもも、いろんな属性の方が入り交じって、
お互いの表現を受けとめあう様子が見られます。



そこには大人・子ども、経験の有無、
技術の上手・下手という壁はありません。
この光景を見ると、私はいつも、
「美術教育は平和教育である」
という、いつか聞いた言葉を思い出します。
また来月も、一人の”人”として、
誰かと同じ時間を過ごせたら嬉しいです。
「イラストレーターがいる日」は、
大阪府八尾市の民間図書室で
(ほぼ)毎月開催中。
次回の日程は、HPトップの”よてい”に書いています。
📍 図書室〜緒いとぐち〜
(大阪府八尾市小阪合町3-3-19)
Instagram : @bibliothek_itoguchi_
🗓️ 毎月どこかの金曜日16:00〜18:00
📌 参加費:無料
予約不要/お子さま連れ歓迎
(私の娘も同伴します👧)
